昨年行った朗読サロンが大変好評だったため、今年も行うことにしました。1人のご利用者が、他の複数のご利用者に対し、紙芝居の読み聞かせをしてもらうという企画です。現代において、紙芝居というもの自体をあまり目にしなくなりました。是非、読書の秋企画である朗読サロンを通して、紙芝居を懐かしんでいただければと思います。
今回、図書館から「イナバのしろうさぎ」「ぶんぶくちゃがま」「ももたろう」の紙芝居を借りてきました。
下の写真は、イナバのしろうさぎの読み聞かせをしている様子です。ご利用者にセリフを読んでもらいましたが、とても上手で、声のトーンに緩急をつけながら、キャラクターの感情に合わせて喜怒哀楽を演技・表現してくれました。
皆さん、興味津々、静かに鑑賞しておられました。たまに、寝ている方もおられましたが…(笑)
次に、ももたろうの読み聞かせの様子です。
先程の「イナバのしろうさぎ」同様、ご利用者にセリフを読んでいただきました。
文字が小さくて読めない箇所もありましたが、職員に、「これ、何て書いてあるだいな?」と聞きながら、懸命に読んでくださいました。読み終えると、拍手が起こりました。中には、「もう一回やらせて(読ませて)!」と言われる方や「アンコール!!!」と再度紙芝居を聞きたい方がおられました。結果、昨年以上に盛り上がりました。「面白かった!」「もう一回やって!!」と満足そうな感想をいただきましたので、来年についても、引続き実施していきたいと思います。秋の朗読でなくても、好評につき、定期的に企画していきたいと思います。