新館のご利用者とともに、甘酒作りをしました。
甘酒には、オリゴ糖・食物繊維が豊富に含まれており、飲む点滴と言われています。風邪予防にも効果があるそうです。
皆さんに季節を感じていただくと同時に、健康増進の期待を込め、企画してみました。
材料は、以下の写真です。
職員が中火にかけた鍋の沸騰具合をみながら、その間、利用者には酒粕を一口大にちぎってもらいました。
皆さん、千切り方にムラなく、均等な大きさに酒粕を千切ってくれました。本館のご利用者にも同じように酒粕を千切ってもらいましたが、大きいものや小さいものとムラの塊でしたので、新館のご利用者はとてもお上手です(笑)
見にくいですが、千切った酒粕の写真です。
酒粕がしっかり溶けるようにかけ混ぜながら沸騰させ、調味料を入れ一煮立ちするのを待ちました。
待っている間、家族と一緒に節句を祝ったことを思い出されたご利用者がおられ、『昔、甘酒作りした時は、底に麹がよく残ってな。洗うのが大変だったんじゃ。』『初孫の時は、忙しかったなぁ。』と、思い出話を話されていました。
甘酒が完成し、おやつとともに召し上がっていただきました。
出来上がった後でも、麹の良い香りがまだ出ていました。
早速飲んでいただくと、『もう少し甘くてもよかった。』『これくらいの甘さが丁度ええ。』などのコメントが出ましたが、
一番多くあったコメントは、『長いこと甘酒飲んでなかったから嬉しい。』というものでした。
簡単な作業で工程も少なかったですが、皆で和気あいあい、楽しく会話を弾ませながら甘酒作りが出来てよかったです。