梅雨明けが待ち遠しい今日この頃、暑さに負けずご利用者の皆様は今日もお元気に過ごされています。
きらめき館の食堂には「きらめき美術館」があり、ご利用者の塗り絵などの作品を飾っています。
ある日のこと、作品を眺めていたA様が「この人は上手に書いとんさるなぁ、今どうしよんさるかなぁ。」と話されました。その作品を描かれたT様は現在入院中です。A様は認知症がおありですが、T様を憶えていらして気にされていたのです。
また、こんなこともありました。
検査入院から戻られたS様、久しぶりに同席の方々からにこやかに迎えられました。K様から「あら、少し瘦せたんじゃないかえ?大丈夫か?」と声を掛けられています。認知症があっても他者を思いやる心がとても嬉しいですね。
一緒に生活する中で互いを理解し、絆が生まれているのだなと感じます。
ご利用者の温かくほっこりとする場面に出会うと幸せな気持ちになるとともに、ニコニコの笑顔をいつまでも守りたいと願います。
今までホームページでは、行事を中心にお伝えしてきましたが、きらめき館での日常を切り取り、楽しいエピソードやほっこりした話などもお伝えできればと思っています。施設を身近に感じていただけたら幸いです。