秋の味覚、柿を使っておやつ作りをしました。
レシピを検索している時、職員はあることを学びました。
柿に含まれるペクチンが、牛乳に含まれるカルシウムに反応して
ゲル化する働きがあり、ゼラチンがなくても固まるのです。
本当に、柿でプリンが出来るのか、不安な気持ちで一杯でした。
今回は、富裕柿をご用意しました。
ご利用者に柿の皮を剥いていただき、種を取ってもらいました。
「柿はな、干し柿を昔は家でようけ作っとた。
皮むいて、縄に通して、軒下にぶら下げてな、白い粉を吹いたら甘いだ。」
と女性のご利用者が干し柿を作っていた当時のことを教えてくれました。
ミキサーで、柿と牛乳を混ぜ合わせて、器に盛って冷やしたら完成です。
ご利用者は、ワクワク楽しみにされていました。
職員は、ドキドキ固まるだろうかと不安な気持ちでいっぱいでした。
無事に固まっており、柿プリンの完成です。
「これは、プリンというよりはふわふわのムースのような口触りだ。」
「このふわふわしたのは、あまり好きじゃない。」
「柿の味がしていいけど、口当たりが好きでない。」
と味は良いとの感想でしたが、触感が好みでない方が多く、今回はとても不評でした。
柿を使って他のおやつに挑戦し、次回は喜んでいただきたいと思います。